骨盤底筋群に関連して　～つれづれなるままに～ | 台東区浅草に2院「リバース整骨院・鍼灸院グループ」

骨盤底筋群に関連して　～つれづれなるままに～

2016/04/18

前回まで骨盤底筋群について少し書かせていただきました。

 

　　リンク＞＞骨盤底筋群エクササイズ～特に産後のママさんに～

　　　　　＞＞骨盤底筋群エクササイズについて～補足～

 

今回は個人的な雑感を(^_^;)

 

近年はスポーツ界をはじめ、健康業界でも骨盤、体幹、

インナーマッスル等々が注目されています。

 

しかし、いたずらに骨盤の歪みで恐怖心を煽ったり、

”骨盤さえ整えばウェストもサイズダウンしていい事ばかり”、

みたいな風潮には首を傾げたくなることもあります･･･。

 

以前、産婦人科医の方が、

”骨盤なんて多かれ少なかれ左右差はあるし、歪んでいる。

骨盤の歪みに一喜一憂するより骨盤底筋群を鍛えたほうが有益”

というような事をメディアで発信されていました。

前後の文脈もありますが、大きく頷けるところです。

 

その点、スポーツの現場は、聞こえの良いうたい文句は通用しない、

結果を出さなければいけないシビアな世界です。

その中で肩のインナーマッスルが注目されたり、

サッカー選手や長距離ランナーが体幹トレを取り入れることで

成果を上げるなど実績出しています。

 

我々も情報を発信する立場として、

また、結果を求められる立場の人間として

いたずらに恐怖心を煽るのではなく、

正しい情報（これも難しいのですが）を伝えなくては、

と自戒する日々です。

 

余談ですが骨盤に関して。

私が師事してきた何人かの武道、武術の先生方は何十年も前から、

皆仙骨を意識し、骨盤底筋群を締める事を、

表現は違えど秘訣として指導をされていました。

それは動きという機能性や、出来るだけ身体に負荷をかけない、

身体を壊さない養生、という観点や経験から得られたものなのだと

今になって思います。

 

名前を失念してしまいましたが、ある古流剣術の師範が、

”普段の何気ない日常動作の中で人は無意識に力んでしまったり、

それによって特定の部位に負担をかけてしまいがちである。

自然に出来るはずの、全身をつなげる動きが出来なくなっている。

そういう時、仙骨を意識してお腹をへこませながら骨盤底筋群を締めると、

末端の余計な力みが抜けて骨盤を中心に全身が自然に繋がる”

というようなニュアンスの事をおっしゃっていました。（↑　↑　↑　私の覚書きからです^^;）

 

個々の部位や痛みだけを見るのではなく、

全体の連動も見据えて日々の施術に当たりたいと思っております。

 

産後の骨盤矯正から始まって、話がだんだんそれていってしまいました(^_^;)

 

以上、雑感でしたm(__)m

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リバース千束通り整骨院・鍼灸院

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