鵞足炎 | 台東区浅草に2院「リバース整骨院・鍼灸院グループ」

鵞足とは、膝の内側に付着する３つの筋肉の総称です。

付着した形がガチョウの足に似ていることから

「鵞足」と名付けられております。構成する筋肉は以下の３つです。

・縫工筋

・薄筋

・半腱様筋

これら３つの筋肉の動きが悪いと膝の内側に痛みが生じます。

柔軟性があると、膝の内側への痛みは起こりません。

ではなぜこれらの筋肉の動きが悪くなってしまうのでしょうか？

原因としては以下のものがあります。

・オーバーユース（使い過ぎ）

・股関節の柔軟性低下

・足首の歪み（回内足※右の写真参照）

・足首の柔軟性低下

・膝の歪み（X脚、内股姿勢）

・膝や足首の連動が悪い

※特にニーイントゥーアウト（右の写真のような動き）

・サイズの合わない靴を使っている

など の状態が続いていると、症状が出ることがあります。

痛みの強い急性期には運動の休止、患部の安静が基本です。

症状を見ながら足首、下腿、太ももを中心として、

下肢全体のストレッチングを行います。

膝周りの筋肉を強く押したり、叩いたり、揉んだりは

かえって症状の悪化を招く恐れがありますので、

行わないよう注意してください。

骨格の歪みが原因の方が多いので、弱っている筋肉のトレーニングが

欠かせないのですが、どこの歪みが生じているか？によって

トレーニング内容は大きく変わります。一度診せていただき、

1人1人に合ったトレーニングをアドバイスをさせていただくのが確実です。

運動への復帰に当たっては運動量を急激に増やさないように気を付け、再発を防ぎます。

練習の前後は入念なストレッチングを行い、その日の疲労を残さないようケアを徹底しましょう。