カラダの悩みの原因は『酵素』不足!?
2018/11/13
「なんとなく元気がない」「ポッコリ溜めがち」「風邪が治りにくい」
などと感じる事はありませんか?
もしかしたらその原因は「腸の汚れ」や「酵素不足」にあるかもしれません。
「腸の汚れ」はなんとなくイメージできるけど…
「酵素不足」って何!?という方も多いかと思います。
今回は生きていく上で大事な役割を果たしている『酵素』について書いていきます。
そもそも酵素って何?
酵素は私たち人間や動物、魚、植物など、すべての生物の中に存在し、
生きていく上でなくてはならない生命活動に関わっています。
主に生体内では消化・吸収・代謝・排せつなどの重要な働きを担っており、
生体が物質を変化させて利用する上で欠かせない栄養素です。
ビタミン・ミネラルなどの栄養素は『材料』にあたります。
酵素という『大工さん』が、『材料』にあたる栄養成分を吸収しやすいように
分解したり、運んだり、組み立てたりという働きをする事で、
私達の美容・健康を支えています。
逆に言えば酵素なしでは、ビタミン・ミネラルといった栄養素も体内で活躍できません。
酵素が体内で0になると、私たちの体は生命活動を維持出来ません。
酵素には大きく分けて2種類、
体内でつくられる「体内酵素」と
外部から取り入れる「体外酵素」に分けられます。
今回は特に「体内酵素」についてお話していきます。
命の源、体内酵素の主な働き
体内酵素の働きを大きく分けると『消化酵素』と『代謝酵素』に分けられます。
消化や吸収に関わるのが『消化酵素』、
代謝や排泄、細胞分裂などに関わるのが『代謝酵素』です。
大工さんの働きでいう、分解するのが『消化酵素』、
運ぶ・組み立てるのが『代謝酵素』です。
ざっくりと説明しましたが、この代謝酵素が非常に重要な役割をはたしています。
・健康を脅かす活性酸素の除去
・血圧の調整
・思考すること
・筋肉を動かすこと
・動脈硬化を防ぐ
・白血球の免疫機能
・血液の浄化
・胃酸をつくる
・損傷したDNAの修復
…などなど。これらはほんの一部で、書き出せばキリがありません。
代謝酵素の働きは、生命活動そのものと言っても過言ではないのです。
代謝酵素がきちんと働ける条件さえ整えてあげれば、
私たちは病気とは無縁の生活が約束されます。
逆に不足すると、すべての病気の原因の”大本”になると言われております。
~『「酵素」がつくる腸免疫』著:鶴見隆史先生 より抜粋~
この消化酵素と代謝酵素は不思議な相関関係にあり、
毎日生産される量の内、体は消化作業と代謝作業に
振り分けています。重要なのは2つのバランスです。
一方が多くなれば、当然もう一方は少なくなります。
そして大事なのが、消化酵素の占める割合が
小さい方が健康には良いということです。
体のしくみは、消化が優先され、次に代謝が働きます。
つまり、消化に酵素を無駄遣いし過ぎてしまうと、
代謝に回せる酵素が無くなってしまうというのが
冒頭に書いた様々な不調を起こす、「酵素不足」の状態です。
我々は消化酵素が過剰に使われてしまわないように、注意する必要があります。
年齢とともに減り続ける「酵素」
酵素にも寿命があり、短いもので数時間、長くても数十日で消滅すると考えられています。
あるもは排泄され、あるものは分解されてから再び吸収され、新しい酵素やタンパク質をつくる材料になります。
その一部を入れ替えながら、絶えず新しい酵素をつくり続けているのです。
しかし、そんな酵素の製造能力にも限界があり、人間の生涯で体内でつくられる酵素=『体内酵素』の量には限りがあります。
体内でつくられる酵素の量は、20歳をピークに年齢とともに減っていき、40歳を超えると急激に減少していきます。
生まれたばかりの赤ちゃんは、高齢者の数百倍の酵素が存在しているといわれています。
若い頃は多少無理をしても、一晩ぐっすり眠れば体力は回復していたのに、
中年以降は睡眠を十分にとっても疲れがなかなかとれない!という人は多いのではないでしょうか?
それは、体内酵素の存在量と関係があるのです。
体内酵素の活性は携帯電話の充電能力にも例えられます。
買ったばかりの携帯電話は1回の充電で長く使用できていたのに、
時間が経つにつれ、徐々に充電能力が落ちていきます。
体内酵素の存在量は、これによく似ています。
酵素が体内で0になった時、私たちの体は生命活動を維持出来ませんので、
体内酵素の量が長寿や健康に大きく左右します。
余談ですが、一生の生産量・保有量は一定と書きましたが、個人差もあります。
実は母親が妊娠中に生野菜や果物などの酵素食を
いっぱい摂っていたかどうかに起因する
と考えられています。
卵巣に酵素が増え、赤ちゃんに酵素が多い体質が遺伝すると考えられているためです。
これから出産を控えている女性は、生まれる我が子のためにも、
ぜひ知っておいてほしい情報です。
生まれつき酵素量が多い、少ないというのは別にしても、
人間には一生に一定量の生産能力量が決まっているので、 日々の生活の中で、酵素を無駄に使わないことがとても重要になります。
酵素不足を改善するには?
①体外酵素から「食物酵素」を摂り、体内酵素を補ってあげる。
②消化活動を休めて「消化酵素」を温存することです。
③食べる習慣を気を付ける(食べてすぐ寝ない、食べる順番、よく噛むなど)
④良質な睡眠をよくとる
このあたりの内容は次回のブログで詳しく書いていく予定です。
*ここで書いた内容は『酵素栄養学』に基づいたものです
リバース千束通り鍼灸整骨院では
「治療」、「運動」、「栄養」の3つ観点から
サポートしていきたいと考えております。
その一環として現在新しい取り組みの準備をしております。
詳細につきましては次回のブログでご案内できるかと思います。
乞うご期待!!
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