交通事故で自覚症状がなくても病院や整骨院に行った方がいいの?
2018/11/01
交通事故に遭い、明らかにひどい怪我をしたり・・・意識を失ったり・・・有無を言わさず救急搬送される場合と
意識ははっきりしていて自分で歩ける、けど強い痛みや怪我をしている・・・という場合と、両者ともまずは病院に
行こう!となると思います。
しかし交通事故に遭った直後、痛みもなく・・・自分では何も感じない・・・車が壊れたのはショックだけど身体は
何も問題ないだろう!と言って病院での診断や整骨院での治療を受けずにいる方も多くいらっしゃるかと思います。
しかし自覚症状がゼロでも見えない身体の損傷は十分にあり得るので病院での診断や整骨院での治療は受けるべきなのです。
事故直後は何も痛み無かったのに・・・。
交通事故直後痛みを感じられない身体の状態になっていることが考えられます。
・怪我をしているが、痛みを感じられない状態
・痛みや症状がすぐに現れない状態
この2つのパターンは非常に多いです。
興奮状態になってしまっている
事故直後、多くの方々は突然のことで事故の事に頭がいっぱいになってしまいます。
目に見える怪我でなければ「大丈夫だろう!」と思ってしまいがちですが、数時間後、あるいは次の日などに身体のいたるところに症状が出てくる方も珍しくありません。
打撲や捻挫だけでなく骨折していても興奮状態で感じなかったという方もいますので、事故直後の感覚は信じない方がいいでしょう。
痛みを感じない理由
交通事故の興奮状態になった人間の体内にはアドレナリンやβエンドルフィンという物質が分泌され痛みを感じにくくしています。
アドレナリンは興奮状態で血液中に放出されるホルモンで、
危機や不安を感じることによって分泌され、血糖値上昇、
血圧上昇などをもたらし痛覚を麻痺させる働きがあります。
βエンドルフィンは身体の怪我や損傷した部分に対して分泌される物質とも言われています。
脳内麻薬と言われるほど鎮痛作用が高く、
一時的に痛みを麻痺させ効果が切れると痛みが押し寄せてくると言われています。
このように人間の身体は事故などの危機や不安に素早く対応できる機能を備えていて、
時間経過とともに本来の症状がわかることも多々あるのでまずは病院での検査、
整骨院での治療などをちゃんと受けるようにしましょう。
むち打ちなどはすぐには出てこない!
交通事故から時間が経過してから明確な症状が現れてくる代表的なものが「むち打ち」です。
首の痛み、肩こり、頭痛、可動域制限、めまいなどの症状が出てくることが多いです。
むち打ちは事故から1週間後など間隔が空いてから自覚症状が出る事が非常に多いです。
「この痛みはなんだろう・・・あの時の事故の影響か!」となりえること、十分にご理解いただいた上でしっかりと
診断・治療を受けられること、ご自身の身体を第一に大切にしてあげましょう。
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