『フレイル』って、ご存知ですか? | 台東区浅草に2院「リバース整骨院・鍼灸院グループ」

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『フレイル』って、ご存知ですか?

2018/08/18

フレイルは、

海外の老年医学部分野で使用されている「Frailty=フレイルティ」に対する日本語訳です。

「Frailty= フレイルティ」を日本語に訳すと、

「虚弱」、「老衰」、「脆弱」などになります。

 

フレイルは、

『加齢と共に心身の活力(運動機能・認知機能等)が低下して多くの病気の発症などで生活に支障をきたし、

心身共に弱っている状態です。

ですが、適切な治療や予防で生活機能の維持向上が可能な状態。』

とされており、

健康な状態と日常生活の支障が必要な介護状態の中間を意味します。

 

フレイルは、

身体的・精神的・心理的・社会的要因と言った多面性があります。

サルコペニアは、

身体的フレイルの主要な要因ではありますが、

フレイルになっても適切な治療や予防による支援で、

生活機能の維持向上が十分可能になります。

 

 

フレイルの基準

 

フレイルの診断基準は特に世界的に決まったものはありませんが、

Friedが提唱した基準が使われることが多いようです。

 

Friedの基準には5項目あり、

3項目以上該当するとフレイル、

1~2項目の場合はフレイルの前段階であるプレフレイルと判断されます。

 

1.体重の減少ー意図しない年間4.5㎏または5%の体重減少高齢者 痩せる

 

2.疲れやすいー何をするのも面倒だと週3~4日以上感じる

 

3.歩行速度の低下

 

4.握力の低下

 

5.身体活動の低下

 

フレイルには、

体重の減少や筋力の低下などの身体的な変化だけではなく、

気力の低下などの精神的な変化や社会的なものも含まれます。

 

フレイルの状態とは?

 

フレイルの状態になると、

身体能力が低下したり、死亡率が上昇します。

病気にかかりやすくなり、

入院をするなどのストレスに対する抵抗力が減少します。

 

そのため、健康な人が風邪をひいても、658358

身体のだるさや発熱がありますが数日すれば治ります。

しかし、フレイルの状態の人は風邪をこじらせて肺炎を併発してしまったり、

転倒して打撲や骨折により、

入院して寝たきりになってしまうということもあるのです。

 

入院すると環境の変化についていけず、

一時的に自分がどこにいるのかわからなくなり、

自分の感情をコントロール出来なくなります。

 

フレイルの状態で家族や医療関係者が早く気付き適切な対応が出来れば、

元の状態に改善することが可能で、

要介護になることが防げます。

 

加齢に伴なう身体と精神的な変化と社会的、環境的な要因が合わさることによっておこると言われています。

 

◎加齢に伴なう活動量と社会的交流の機会の減少。

 

◎身体機能の低下(歩行速度の低下)

 

◎筋力の低下

 

◎認知機能の低下

 

◎易疲労性と活力の低下

※易疲労性・・・すぐに疲れてしまうこと。疲れやすいこと。

 

◎体重の減少

 

◎低栄養

 

フレイルの予防は生活習慣を見直すこと

 

バランスの良い食事と適度の運動が基本となり、

食事の摂り方、運動の仕方を工夫することで、

フレイルが重症化することを防ぐことが出来ます。

 

1人暮らしの高齢者は1人で食事をする事が多く、高齢者 食事

簡単に済ませがちになり食べる量が減る傾向にあります。

その結果、

栄養が十分に摂れず低栄養になります。

 

家族や友人と一緒に食事をすると、

会話ができ、

「楽しく食べられると同時に自然と食べる品数が増える事で量も多くなります」

その結果、低栄養になる事を避けられます。

 

家族や友人との食事の機会を多くすることで、

食欲が増進し食事の質と量が増えます。

楽しい食事が心身の健康維持に繋がります。

 

 噛む・飲み込む事が重要

 

加齢と共に噛む・飲み込むといった口の中の機能が衰えて、

硬いものを食べる事が難しくなり、

むせたりする事が多くなります。

 

歯や歯茎が弱くなると噛む力が低下します。

肉や野菜(繊維質のある)など、

硬い食材が食べにくくなり敬遠して柔らかいものばかりを食べるようになると、

噛む機能が低下して食事の質も同時に低下します。

 

定期的に歯医者さんで検診を受け、

歯と歯茎の健康を保つことで噛む力が維持できます。

食べ物をよく噛むと飲み込む事が容易になり、

むせることや詰まる事を防げます。

 

 

日常生活に運動を取り入れましょう

 

運動習慣のない人が改めて運動となると、

なかなか出来ないものです。

運動を始めたとしても持続させる事は難しいので、

日常生活そのものに運動を取り入れると無理なく習慣化できます。

 

例をあげると・・・

 

『出かけるときは歩きましょう。

 歩幅を少し広めにして両手が空いていたら前後に腕を振りましょう』歩く 高齢者

 

『エレベーターやエスカレーターを使わず、

 無理のない範囲で階段の昇り降りをしましょう』

 

『ご自分から積極的に外出の機会を作り、

 友人・知人との会話を楽しみましょう』

 

社会と上手に付き合う

 

年齢を重ねると、

体力的・精神的な衰えを避ける事が難しくなります。

その結果、

家に閉じこもる事が多くなりますます心身共に気力や活力が失われていき、

フレイルが進行することになります。

 

家に閉じこもっていては自らフレイルの状態をつくり出すようなものです。

 

しかし、

趣味をいくつか持つこととボランティアの活動に参加することによって、

社会との繋がりができて外出の機会が生まれます。団らん

 

自分の好きな事をする事と、

人から頼られる事は自分自身の自信になり気力が充実して生き甲斐を見出せます。

 

生き甲斐を感じる事があれば、

心も身体も元気に生活を送ることになります。

 

当院では

 

フレイルとは診断名のつく症状というより、

心と身体の状態をいいます。

この状態よりも悪くしない、機能維持、

あるいは心身共に充実した機能向上を目的とした治療や、

日々の取り組みを行う事で、

十分良好な身体の状態になることは可能です。

 

当院では、日々自宅でも取り組める簡単な体操や、

トレーニングをお伝えしております。

予約優先制ですので、

一人ひとりの方と接する時間をしっかりお取りし、

高いホスピタリティある対応に自信があります。

 

元気で充実した生活を送ることで、

生き甲斐を感じる事に全力でサポートいたしますので、

ぜひ当院へご相談下さい!

 

※本記事は厚生労働省認可の国家資格:柔道整復師、鍼灸師の水野雅之が監修しています。


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