人体最大の免疫器官『腸』のケアについて その1
2015/06/19
前回に引き続き、
西諫早病院東洋医学研究センター長の
田中保雄先生が説かれている
『東洋医学考根論』
についてもう少しだけご紹介したいと思います。
「心身ともに健やかな毎日を送るためには、
腸のケアを心がけることが大切です。
快適な腸の働きに必要なのは、
まず出すことです(排便)。
腸の動きが鈍ると大腸の蠕動運動が不調となり、
その結果便秘となり、腸の消化・吸収機能が
弱まってしまいます。
東洋医学考根論において
腸は「ぬか床」であると説いています。
ぬか床は乳酸菌をはじめとする微生物の働きで、
野菜をおいしい漬物にします。
一方同じ微生物の働きでも、
物質を有害なものに変えてしまう腐敗があります。
腸というぬか床においても発酵と腐敗が生じます。
そのカギを握るのが、腸内細菌です。
理想的な腸内環境は善玉菌が20%、
悪玉菌が10%のバランスになっています。
残り70%は「日和見菌」が占めています。
日和見菌は善玉菌と悪玉菌の
どちらか優勢なほうの働きを助けます。
善玉菌が優勢ならば発酵が順調に進み、
お通じもよくなります。
しかし悪玉菌が優勢になると腐敗が進行し、
腸全体の活動が鈍ってしまいます。
健康な人の大便は80%が水分で、
残り三分の一が食べかす、
三分の一が生きた腸内細菌、
三分の一がはがれた腸粘膜といわれています。
理想的な排便にはどのようなことを
心がけるのが必要でしょうか?
まず大切なのは腹八分目です。
ぬか床には全体を発酵させながら
細菌が自由に活動できるスペースが必要です。
食事のときにはよく噛むようにしましょう。
よく咀嚼すると、栄養分の消化・吸収が容易になります。
その結果、腸の負担が減って、
腸内細菌による処理もスムーズになり、
排泄も楽になります。
腸にも休養が大切です。
現代人は過食や不規則な食事によって
腸に大きな負担をかけつづけているからです。
食事で心がけたいのは、
腸内細菌のエサとなる食べ物をとることです。
オリゴ糖は、穀類や野菜、果物といった身近な食材や、
ヨーグルトや味噌などの発酵食品にもふくまれています。」
次回ケアについてあと少しだけご紹介させていただきたいと思います。
参考:(株)エイチアンドアイ『健康365』 2015.3月号
リバース千束通り整骨院・鍼灸院
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