姿勢・重心・運動連鎖パート2
2016/11/27
こんにちは。リバース千束通り整骨院・鍼灸院の櫻井です。
寒くなってきましたね~。
胃腸炎など流行ってきてますので手洗いうがいを徹底していきましょう!
さあ運動連鎖パート2ということで、次回の続きから。
前回は矢状面という、真横からみた状態での運動連鎖について書きました。
今回は前額面という、正面から見た状態での運動連鎖についてみていきましょう。
前額面から見た運動連鎖
足元から見ていきましょう。
足関節が内反すると重心が外側に移動するので、膝関節が内反して重心を戻します。
膝関節が内反すると股関節が外転し、図でみると右足側が短いような状態になります。
内反している側に骨盤の傾斜が起こります。
骨盤の右側が下がり、左側が上がるような状態です。
骨盤が傾斜すると下位脊椎が側屈し、さらにそれを戻すために上位脊椎が反対側に側屈します。
かばい合うことで歪みが生まれるわけです。
上位脊椎が傾くと頭部の位置が正中位からずれてしまいます。
人間は視界が傾いていると気持ち悪く感じるので目線を水平に保とうとします。
そこで頭部は上位脊椎とは反対側に側屈させて正中位を保持します。
図のような状態では体に均等な負荷がかからず
疲れるところ、うまく使えないところが出てきます。
長くこの状態が続けば慢性腰痛や筋力低下につながり
さらに他の部位の異常につながる悪循環になります。
極端な例ではありますが、このような機序をたどりながら、各部位で重心を調整している場合があります。
前額面での姿勢分析と運動連鎖
実際には、足関節や膝関節の内反で機能的脚長差が生じても、骨盤の傾斜ではなく
反対側の下肢を屈曲させて調節したりします。
その場合反対側の膝裏の筋肉やふくらはぎが緊張して足関節底屈位、内反をおこし
下肢がO脚のように見えることもあります。
骨盤の傾斜が起きても上半身をどう調整して重心を維持しているかは個人差があるので
負荷のかかっている場所も変わります。
負荷の強い部分を調整し、筋力低下の部分は筋力の再教育が必要となります。
身体の歪みを長く放置すれば改善により時間がかかりますので、お早めに当院までご相談ください。
もうちょっと運動連鎖は続きます。
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