妊娠後期～産後の骨盤に効果的なストレッチ | 台東区浅草に2院「リバース整骨院・鍼灸院グループ」

妊娠後期～産後の骨盤に効果的なストレッチ

2016/08/12

日常のクセや出産による衝撃は身体に大きな影響を与え、骨盤を歪めます。

 

それをカバーするために太もも周りの筋肉は緊張を引き起こし、その状態が固定化してしまうと、骨盤をより不安定にします。

 

例えば、妊娠中で大きくなったお腹

 

これにより重心のかかり方が変わり、いわゆるがに股の姿勢になりやすくなります。

 

この状態が長く続くと、太もも周りの外側から後ろ側の筋肉が硬くなってしまいます。

 

 

この筋肉は骨盤周りに付いている筋肉なので、骨盤のバランスが悪くなります。

 

また、特に太もも裏の筋肉（ハムストリングス）が固まってしまうと、色々な弊害が出ます。

 

 

この部位が固まってしまうと、股関節や骨盤の動きが出づらくなり、他の関節に負担がきます。

 

例えば、上半身を前に屈める動き。

 

 

 

日常生活でも多いこの動きを、太もも裏の筋肉が固い状態で行うと、通常よりも腰や膝などに負担がかかりやすくなります。

 

※オレンジ色の部分が太もも裏の筋肉を表しています。

※左が太もも裏の筋肉が固い状態です。

 

右と比較すると骨盤の傾斜が少なく、腰の骨の並びが湾曲しているのがお分かりいただけると思います。

 

このカーブの分、腰の周りの筋肉に負担がきます。この使い方に身体が慣れて、クセがついてしまうと

 

腰痛や膝痛、股関節の痛みなどに繋がります。

 

ここで大切なのが、太もも裏のストレッチです。

 

 

自宅で出来るストレッチ方法

 

では比較的簡単な方法をご紹介します。

 

座った姿勢で片足を伸ばし、もう片方の足は内側に曲げておきます。

 

この位置で上半身を伸ばしている足の方に倒します。

 

この際、自分のおへそを足先に近づけるように行ってください。

 

 

 

またこの時注意したいのが、ストレッチの強度と呼吸です。

 

伸ばそうとする意識が強くなり、力いっぱいやりがちですが、伸ばされて気持ちよく感じる位がベストです。

 

また、息を止めて行うと筋肉が余分に緊張しやすくなってしまい、本来のストレッチ効果が出にくくなります。

 

筋肉を伸ばす時に息をゆっくりと、細く長～く吐きながら行う事が大切です。

 

息を吐く際に、人は余分な緊張が抜けやすくなります。このストレッチの際には上半身を前に倒しながら

 

息をフ～っと吐き、身体に余分な力が入らないように意識しましょう。くれぐれも無理に力を入れて行わないで下さい。

 

また、お風呂上りの２０分以内やマッサージをした後など、血液の循環が良くなっている時に行うとよりストレッチ効果が高められます。

 

もしストレッチ中に関節や筋肉に痛みが出る方は無理せずお休みしてください。

 

 

最後に

 

一度硬くなってしまった筋肉の柔軟性や弱ってしまった筋力はすぐに高められるものではありません。

 

２～３カ月ほど続けて行ってやっと効果を感じられるというケースがほとんどです。

 

しかし、やるのとやらないのとでは大違いです。ぜひ継続して行ってみて下さい。

 

当院では産後の骨盤矯正は約３カ月前後の治療プログラムを組み、

 

段階を追ってその方に適した治療やトレーニング指導を行います。

 

 

 

１人で頑張ろうと思っても、なかなか正しい方法がわからなかったり、

 

育児の疲れからモチベーションの維持が難しいという方も多いです。

 

ぜひ一度、当院にご相談ください。

 

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