産後の股関節痛
2016/07/18
こんなことありませんか?
・産後から、股関節が痛くなった
・立ち座りで痛みが出る
・歩いていても痛い時がある
・股関節の動きが悪く、角度によって痛みが生じる
・がに股が治らない
産後に股関節が痛くなることは、よくある症状の一つです。
妊娠後期の身体は、おなかに赤ちゃんがいるためにとる特有の姿勢バランスで、
ママの身体だけのことを考えれば決して楽な状態ではありません。
出産後も、骨盤矯正を受けてバランスを元に戻してあげることが理想ですが、
ただ矯正を受けているだけではすぐに戻ってしまいます。
当院の骨盤矯正は、自分の筋力で矯正された状態を維持できるよう、
根本改善を目標とした施術を行っています。
産後の骨盤には何が起こっている?
産後の骨盤は「ゆがみ・ひらき」を引き起こしているのですが、それだけではありません。
メカニズムは大きく3つに分かれますが、それが矯正のポイントとも言えます。
- 女性ホルモンの作用で骨盤が開く
- 大きくなるお腹の赤ちゃんによって、腹筋や骨盤を支える筋肉が機能低下を起こし、筋力が低下する
- 出産後も、骨盤を支える筋肉は機能低下を起こしたままで、骨格が不安定となる
産後の股関節痛の原因は?
先の3つの要素から現れますが、
股関節痛に限定すると、ポイントになるのは次のとおりです。
- 骨盤の傾き、開き
- がに股の程度
- 腹筋力の程度
骨盤の骨に股関節の受け皿があり、股関節自体は関節の被覆面が広くできています。
しかし、骨盤の前後傾、開きの度合い、によっては関節被覆面にずれが生じてしまい、
正しいはまり方ができなくなることがあります。
お腹が大きくなった時の「がに股」も同じです。
このとき、お腹の筋肉は伸ばされることが続き、使えなくなるために筋力の低下を引き起こします。
腹筋も、股関節を支える筋肉に関係するため、腹筋力の低下は股関節痛の原因になります。
骨盤矯正と、大切なのはトレーニング
骨盤・骨格を安定させるのは筋肉です。
ただ矯正だけ受けて良くなることは残念ながらありません。
また、トレーニングと聞くと続けられない、抵抗がある方も多いですが、
長い期間をかけて作られた身体のクセは、急激にとれるものではありません。
ダイエットや筋トレの成果は、やり続けて2~3か月後に現れるものです。
矯正だけ受けても、支える筋肉が無ければすぐに戻ってしまうので、同じことを繰り返すことになります。
根本改善に導くならば、トレーニングは外せないというのが、当院の考え方です。
本気でよくなりたい!という方はぜひ当院にご相談ください。
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