産後の骨盤矯正 よくある症状 尿漏れ編
2015/11/13
皆さんはご存知でしょうか?
尿もれは妊娠中だけではなく、出産後にも起こりやすいのです。
この事を知らなければ、普通は不安になってしまいますよね。
でも、出産後の尿漏れはごく当たり前のことなんですよ。
さらに、どうして尿漏れは起こるのかという原因を知ってしまえば
安心できると思います。では、ご説明していきますね。
妊娠中、出産後の尿もれは当たり前!
妊娠中は大きくなった子宮が膀胱を圧迫することにより、
尿もれが起こりやすくなります。
また、産後もまだ大きな子宮に膀胱が圧迫されることや、
分娩時の身体の負担から尿もれは起こりやすくなるのです。
「尿もれ」と聞くと、自分が恥ずかしいと思うかもしれませんが、
妊娠中や産後は多くの人がこの尿漏れを経験するもので、
決して特別ということではありません。
産後3~4ヶ月頃までには膀胱と子宮の位置が元に戻るので、
ほとんどの方が改善します。
産後の尿もれの原因は?
産後の尿もれは、分娩の際に骨盤底に負担がかかることが大きな要因です。
骨盤底とは、骨盤の底にあり子宮や膀胱、直腸などの臓器を
支えている部分であり、筋肉や繊維組織等でできています。
この骨盤底が分娩の影響でゆるむと尿道の締まりが悪くなり
尿もれがおこります。
ところが、たいていの場合骨盤底が回復してくれば次第に治まります
のでご安心下さい。
産後はセルフケアが大事!
産後1か月を過ぎたら、ある程度体力の回復が行われ、
会陰部の痛みが治まります。ここから骨盤底を回復させるための
トレーニングをスタートしていきます。
この時期から産後8週目頃までは、毎日継続してトレーニングを
行う必要がありますが、これ以降も習慣として行っていけば
中高年になっても尿漏れの心配をせずに過ごせますよ。
※リバース浅草鍼灸整骨院の「産後の骨盤矯正プログラム」でも
骨盤周囲のトレーニングを重要視したものとなっております。
次回に詳細をお話ししますね(^^♪
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