「過敏性腸症候群」と「ねじれ腸」
2016/03/22
過敏性腸症候群(IBS)という病気は
各種メディアでもとりあげられる機会が増えたので
耳にした事がある人も多いかと思います。
過敏性腸症候群とは、
「腸の検査や血液検査で明らかな異常が認められないにもかかわらず、
腹痛や腹部の不快感をともなう、下痢や便秘などの便通異常が慢性的に
くり返される疾患」
のことをいいます。
過敏性腸症候群は現代社会に急増している病気のひとつであり、
いつ誰でもかかりうるものなのです。
日本人では10~15%に認められるといわれ、
発症年齢は20~40代に多く、男女比は1対1.6で、やや女性に多くみられます。
便通の状態により、便秘型、下痢型、交代型の3つに分類されますが、
男性では下痢型、女性では便秘型が目立ちます。
一般的な治療方法としては、
①生活・食事指導、②薬物療法、③心身医学的治療、
の3つが基本になっているようです。
最近では脳内のセロトニンに注目した治療法も行われていたりします。
※セロトニンというと、脳内物質とイメージする人が多いかもしれませんが、実は体内のセロトニンのうち、脳などの中枢神経に存在しているのはわずか数%程度、残りの大半は、腸内に存在しています。
脳がストレスなどの刺激を受けると、腸の粘膜からセロトニンが分泌され、それが腸内にある「セロトニン受容体」と結合して腸のぜん動運動が異常をきたし、下痢や腹部症状を引き起こします。セロトニンをコントロールすることで、ストレスがあっても症状を抑えられることがわかってきたのです。
ストレス性の病気というイメージが強い過敏性腸症候群ですが、
国際的な診断基準では「腹痛を伴う排便障害」と定義されています。
つまり、便秘で便が出なくてお腹が張り、
その便がなんとか出た時に痛みを感じる方たちは
「便秘型過敏性腸症候群」といえます。
「便秘型過敏性腸症候群」には
いわゆる
「ねじれ腸」が大きく関わっているともいわれます。
「ねじれ腸」というのは、以前このブログでもご紹介しましたが、
久里浜医療センターの水上健先生が提唱している概念で、
大腸が解剖図のように整然とおさまっておらず、
ねじれて細くなった状態でお腹に収まっていることから
名付けられたようです。
リンク>>「ねじれ腸」についてはこちらの記事をご参照くださいm(__)m
特に「便秘型過敏性腸症候群」に対しては、
ねじれ腸の観点やストレスコントロール、自律神経のバランス調整の観点からも
『内臓整体』が有効と考えております。
また自律神経のバランス調整にはスーパーライザーも有効です。
リンク>>内臓整体の詳細はこちら
細かいところはお電話でも構いませんので、
当院までご相談いただければと思います。
リバース千束通り整骨院・鍼灸院
【台東区浅草/土日も診療!/骨盤矯正/内臓整体/交通事故治療/一般外傷】
☎︎03-5824-0202
腸は「第二の脳」といわれるように、腸と脳には密接な関係があります。腸と脳は神経によってつながっていて、脳が不安やストレス(必ずしも自覚できるとは限りません)を感じると、その信号が腸に伝わって腸の運動に影響を与えることがわかっています。
「IBS」の患者さんは、この信号が伝わりやすくなっているため、腸が過剰に反応してしまうのです。また最近では、このしくみにセロトニンという物質(神経伝達物質※1)が深くかかわっていることや、
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