アイシングについて（R.I.C.E.処置の補足） | 台東区浅草に2院「リバース整骨院・鍼灸院グループ」

アイシングについて（R.I.C.E.処置の補足）

2015/05/02

前回ケガをした際の応急処置として

R.I.C.E.をご紹介しました。

その中のアイシングについて

補足させていただきます。

 

冷やすには、氷を使います。

適当な量の冷蔵庫の氷にさっと水をかけて、

ビニール袋か氷のうにつめて患部に当てて下さい。

氷の代用にアイスノン、

保冷剤を使う場合は、凍傷を防ぐため、

タオルを巻くなどして直接肌に触れないようにして下さい。

※湿布では氷の代用にはなりません。

（パップ剤、プラスター剤ともに冷やす効果はありません）

 

傷が有る場合はR.I.C.E.処置を行わず、

傷の処置を優先させます。

 

アイシングの目安は１５分～２０分です。

冷やした後は４０分以上そのまま放置して下さい。

これを日に何回か繰り返します。

下記のような反応の変化があります。

 

１期：じわ～っとするような痛み

２期：針でつつかれたようなチクチクする痛み

３期：ぼわ～っと暖かさを感じる

４期：何も感じなくなる

※４期を過ぎると凍傷になる恐れがあるので、

アイシングを止めるか一時中断します。

 

この応急処置は受傷直後～72時間を目処に行って下さい。

痛みのある部位を冷やすことによって痛みと

それに伴う筋肉のこわばりを軽減します。

R.I.C.E.の目的は患部の腫れや炎症を押さえ、

内出血を最小限に食い止めることにあります。

温めるということは、これと正反対になり、

文字通り「火に油を注ぐ」状態となり、

回復を長引かせてしまいます。

 

 

ちなみに運動後の筋肉痛は、

翌日になってから痛みが強くなりますが、

筋肉を激しく使った場合には、痛みが出てからではなく、

運動直後に冷やすのが効果的です。

翌日など筋肉痛がおこってしまってからアイシングを

しても無意味なんだそうです。

運動直後（５分～１０分以内）が目安です。

 

あくまで応急処置ですので、

けがをした際は、

必ず医療機関で診察を受けてください。

 

リバース千束通り整骨院・鍼灸院

【台東区浅草　/骨盤矯正/内臓整体/交通事故治療】

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