女性に多い「変形性股関節症」にご用心 | 台東区浅草に2院「リバース整骨院・鍼灸院グループ」

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女性に多い「変形性股関節症」にご用心

2017/11/03

皆さんは『変形性股関節症』という言葉を聞いたことはありますか?股関節②

 

股関節の形の異常や加齢(老化)が原因で、

股関節が徐々に変形していく病気です。

女性に多く発症するのが特徴で、

はっきりした原因のない一次性と原因がはっきりしている二次性とがあります。

 

発症すると、加齢(老化)と共に悪化し、

進行するともとの状態に戻すことは出来なくなります。

 

 

股関節の仕組み

 

股関節は身体の中で最も安定した関節で、股関節の靭帯

大腿骨の骨頭が骨盤の寛骨臼(くぼみ)の中にしっかりとはめ込まれて、

関節の形を作っています。

 

寛骨臼は、外側、前側、下側を向いていて三つの大きな靱帯によって支えられています。

 

◆腸骨大腿靭帯

◆恥骨大腿靭帯

◆坐骨大腿靭帯

 

※腸骨大腿靭帯は人体の中で最も強い強度を持つ靭帯であり、

適度に大腿骨が後方に回旋しない様に(脱臼しないように)なっています。

 

変形性股関節症の原因

 

 原因は大きく分けて二つあります。 

 

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一つは原因がはっきりと特定出来なく、本来正常な股関節の関節軟骨がすり減る、

関節の間が狭くなる、骨が傷んで変形する、加齢(老化)で徐々に変形していく一次性。

 

もう一つは生まれつき股関節の形が不十分で脱臼していたり、

ずれていたりする「先天性股関節脱臼」や、

股関節を形成する骨盤のくぼみが浅く大腿骨の骨頭が正しくはまらずにずれてしまう、

「臼蓋形成不全」という原因のはっきりしている二次性です。

 

変形性股関節症の症状

 

股関節に何らかの異常がある場合の症状の一つが、

脚の付け根の痛みです。股関節⑤

痛みが起きるのは股関節の形に異常があるためで、

股関節が滑らかな動きが出来ず、

関節軟骨や周りの組織がすれて傷つくことで、関節を動かすたびに痛みが出ます。

 

初期症状は比較的軽く、気づかないことが多いため、注意が必要です。

初期症状は「運動で脚を使ったり脚を曲げる動作をした時に痛む」というケースがほとんどです。

しばらくすると、股関節に出来た傷が自然に治り痛みがなく忘れてしまうことがあります。股関節の異常がまだ軽い状態です。

 

しかし、股関節の変形が進行すると痛みは徐々に強くなり、

寝ている時や脚を動かす動作の始めに強い痛みが起きるようになります。

進行期の症状は、歩く時に痛みのある方をかばうため引きずり脚歩行になり、

歩く度に肩が上下に揺れるようになります。

 

これは、股関節を動かす筋肉の筋力低下によるもので、

なかでも臀部の外側にある中臀筋という筋肉が弱くなって骨盤をしっかり支えられず、

身体が左右・上下に揺れるようになります。

 

そのままにしておくと、さらに股関節の変形が進行して、

股関節を形成する骨や軟骨がすり減り、

周りの組織や筋肉の付着する腱が損傷して無理に引っ張られることで、

痛みが強くなります。

それに伴って、股関節も本来の滑らかな動きが出来なくなり、

可動域の制限が起きます。

 

診 断

 

股関節の変形が進行すると痛みが強くなり動かしにくいため、

使われない臀部の股関節④筋肉である大臀筋・中臀筋の筋力が低下し、さらに委縮すると臀部が痩せてふくらみが少なくなります。

 

臀部の筋力が弱くなると、

歩く時に骨盤を十分支えられなくなり骨盤が上下・左右に揺れ

引きずり脚歩行になります。

 

 

 自己チェック(その痛み変形性関節症?)

 

1.運動した翌日、脚の付け根に痛みはあるがしばらく休めば痛みはなくなる。

⇒変形性股関節症の初期の症状で運動の後の痛みと考えず、整形外科を受診してレントゲン検査を受ける必要があります。

 

2.膝や大腿に重い痛みが感じられる。

⇒股関節が悪くても、初期の段階では臀部や大腿後面、膝などに痛みやだるさが出ることがあります。

 

3.正座のあと、立ち上がる時痛みがあり、時間もかかる。

⇒正座から立ち上がれないのは、股関節だけではなく腰や膝、脚の筋力が低下していることが原因と考えられます。

 

4.歩きはじめは痛みのため、最初の一歩が出ない。

⇒変形性股関節症が進行すると、歩き始めに股関節が痛むことがあります。

 

5.胡坐をかいて坐ると、脚のつけ根が痛む。

⇒変形性股関節症は、股関節の軟骨がすり減り壊れてしまうため股関節を大きく開けなくなります。

 

6.赤ちゃんの頃、脚を脱臼したことがあるらしい。

⇒乳幼児の脱臼は、先天性股関節脱臼の誘因となり、女性に多くみられます。

 

7.「脚を引きずって歩いている」と周りの人に言われたことがある。

⇒自分では気づかず、片脚を引きずる歩き方は、変形性股関節症の特徴の一つです。

 

検 査

 

 

股関節の異常によって起こる痛みや、引きずり脚歩行があっても正しい診断をするには、

レントゲンによる検査が欠かせません。

 

さらに、精細な検査を行うためのCT検査(コンピューター断層撮影)

MRI検査(磁気共鳴画像撮影) もあります。

 

 

治 療

 

変形性股関節症の治療の目的は、股関節を少しでも良い状態を保つためと

進行を遅らせることにあります。

 股関節①

治療には、保存療法と手術療法があります。

 

変形性股関節症は年付を経過すると股関節の変形が進行し、一度変形をすると

自然と元に戻ることはありません。

そこで、変形の進行を少しでも食い止めたり、

いずれは手術が必要な時が来てもその負担を軽減させるための保存療法は欠かせません。

 

保存療法は痛みのある時の対処方法や日常生活に於いての注意点、運動、体操に関してです。

もう一つ大事なことは、体重をコントロールすることです。

肥満傾向があると股関節に大きな負担をかけます。

力学的に言えば、体重のおよそ3倍の負担が股関節にはかかります。

例えば体重が50キロの人が、片脚で立った時には約150キロの重さが股関節にかかります。

ものすごい負荷ですよね。

 

手術療法においては、手術は完全な治療法という訳ではなく、

人工関節を入れても再手術になるケースもあり、

保存療法あっての手術療法です。

手術後のリハビリは楽しくが一番で、歯を食いしばり、汗を流し、

痛みを我慢すれば良くなるものではなく、

かえって逆効果になります。

 

最後に

 

自己チェックに該当する項目があれば、病院

出来るだけ早く整形外科を受診しましょう。

 

変形性股関節症と診断されてもあわてずに、

現在の自分の状態と治療方法の長所・短所を十分認識しておくことが非常に大事です。

 

今やるべきことをきちんと知ったうえで、ガッツポーズ

自主的に出来る治療を進めていきましょう。

自分の身体を守れるのは、自分自身しかいません。

 

保存療法として当院では

・普段負荷をかけやすい筋肉、関節へのケア

・あまり動かせていない筋肉・関節の調整

・股関節に負荷をかけない身体の使い方

・オススメの体操・ストレッチ・運動の紹介

などを行う事が出来ます。

 

 症状に関して、気になる・質問がある・わからないなどありましたら、

ぜひ一度、ご相談いただければと思います。

 

筋骨格調整の詳しい説明はこちら

 

※本記事は厚生労働省認可の国家資格:柔道整復師、鍼灸師の水野雅之が監修しています。


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