任意保険はセットが主流です！ | 台東区浅草に2院「リバース整骨院・鍼灸院グループ」

任意保険はセットが主流です！

2018/07/13

以前のブログで任意保険と自賠責保険の違いを説明いたしました。

＜＜過去ブログ「任意保険を知っておこう！」

 

任意保険は民間の保険会社がサービスを提供しているため、

保険会社によって保険の内容が微妙に異なります。

 

しかし、基本的な

「対人」、「対物」、「搭乗者」、「自損事故」、「無保険」、「車両」、「人身障害」

の7つの組合わせは基本的に4種類に分けられ、

現在では補償内容がより細分化されサービスも充実したものになっています。

 

あまり知られていないかと思いますので、

詳しく説明していきたいと思います。

 

ＳＡＰ(Special　Automobile　Policy)

『加害者が無保険の場合、役に立ちます』

 

自家用自動車総合保険と呼ばれるセットです。

「ＳＡＰ」には「人身傷害保険」以外、

任意で想定されているすべての保険がセットになっています。

 

【補償内容】

・対人賠償

・対物賠償

・搭乗者傷害

・自損事故

・無保険車障害

・車両保険

 

「ＳＡＰ」は上記の6種類がセットになっています。

また、対人事故や対物事故に示談交渉を保険会社が代行してくれます。

まさに、スペシャルなセットと言えるでしょう。

 

人身障害保険には任意で加入することができるそうです。

 

ただし、加入できるのが、

自家用車や軽自動車などの一般的に乗用車と言われるものが対象です。

業務用トラックやバイクなど車種によっては加入ができません。

 

補償内容が充実している分、

支払う保険料も高くなってしまうのが欠点かもしれません。

 

ですが、交通事故の被害者の立場からすると、

事故に巻き込まれた場合に加害者本人とではなく、

保険会社の担当者との交渉になりますので、

それが「ＳＡＰ」の普及率が高い証でもあります。

 

ＰＡＰ(Package　Automobile　Policy)

 

自家用自動車保険と呼ばれるセットです。

先ほどの「ＳＡＰ」では加入できなかった、

商用車（業務用のトラックやレンタカー等）やバイクでも加入ができるものです。

 

【補償内容】

・対人賠償

・対物補償

・搭乗者傷害

・自損事故

・無保険車障害

 

車両保険が含まれていないのが「ＰＡＰ」です。

ですが、どうしてもかけたい！という方の場合は、

別途で契約する必要があります。

 

また「ＰＡＰ」の場合は、

事故の際の示談交渉を行ってはくれますが、

「ＳＡＰ」に比べるとその範囲が狭くなります。

対人事故の場合に限るというケースが一般的のようです。

 

 

ＢＡＰ(Basic　Automobile　Policy)

 

一般自動車保険と呼ばれています。

 

「ＳＡＰ」や「ＰＡＰ」とは違い、

この「ＢＡＰ」は対人補償、対物保障、搭乗者傷害、自損事故、無保険車傷害、車両保険

のうち必ず1つに加入します。

保険料を抑えたい運転者向けに用意されているセットです。

車種や用途に制限はございません。

 

「ＢＡＰ」には示談交渉の代行サービスがついていないケースが多く、

その為、万が一事故に遭った場合は、

過失割合なども含めて全て自分で交渉をしなければなりません。

 

実際事故に遭われたときに、

自分自身で交渉をするか、

弁護士に依頼をする必要があります。

 

「保険料が安くなるから」

という理由で選ばれるのでしたら、

本当に必要な補償が備えられているかを十分に確認していただきたいと思います。

 

ドライバー保険

 

正式名称は自動車運転者損害賠償責任保険といいます。

 

運転免許はもっていてもマイカーを所有していない人のための自動車保険で、

友達の車を借りているときや、

レンタカーを借りて運転していた際に起きた事故を補償するものです。

 

ただし、保険会社によって補償範囲に違いがあり、

法人名義の自動車を運転中の事故、

業務中の事故には補償がされません。

 

 

任意保険の補償内容は自分で選ぶことができるので、

本当に必要な補償が備わっているかをしっかり確認して、

自分に合ったセットを選んでください。

 

万が一事故に遭われてしまった際は、

冷静に対処していただきたいと思います。

 

不安やわからない事だらけだと思います。

交通事故に詳しい弁護士さんとも連携しておりますので、

不安な事がございましたら当院へご相談ください！

 

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※本記事は厚生労働省認可の国家資格：柔道整復師、鍼灸師の水野雅之が監修しています。

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