どこから『高齢者』ですか?
2018/06/29
1956年に国際連合が65歳以上を高齢者と定義しました。
そこから65歳が高齢者のひとつの目安として各国に取り入れられており、
日本も介護保険利用開始の年齢が65歳です。
しかし、
1956年の時の65歳と現在の65歳を比べると10歳は若く見えるのではないでしょうか?
定年の年齢や年金の支給年齢が徐々に上がっていることからも、
65歳を高齢者の定義にしておくのも改めて考える必要があるのも確かです。
高齢者の定義年齢
日本老年学会ではこれまでは65歳~74歳が高齢者とされていました。
65歳~74歳 准高齢者
75歳~89歳 高齢者
90歳以上 超高齢者
厚生労働省の明確な定義はありませんが、
年金支給年齢などの様々な施策から解釈すると、
65歳以上を高齢者と考えられます。
65歳~74歳 前期高齢者
75歳~84歳 後期高齢者
90歳以上 超高齢者
◇国連の世界保健機構(WHO)の高齢者の定義年齢
65歳~74歳 前期高齢者
75歳~84歳 後期高齢者
◇法律上の高齢者の定義年齢
法律上の扱いも、法律によって異なるようです。
高齢者居住安定確保法・介護保険法
↓ ↓ ↓
65歳以上
道路交通法・高齢者の医療の確保に関する法律(旧老人法)
↓ ↓ ↓
70歳以上
身体の機能低下の原因は?
加齢による栄養不足が大きな割合を占めていて、
歯周病や自分の歯が少なくなり、
それに伴う歯の噛み合わせの悪さで食物を噛む力が弱くなります。
そして、舌の動きと食物を飲み込む力も低下します。
栄養不足や栄養の偏りと、
加齢による筋力・筋肉量の低下は身体の活動量の減少に繋がり、
さらに食欲の減退を招きます。
栄養が十分に摂れていないと疲れやすくなり、
身体を動かすことが面倒になります。
そうなると、
筋力や筋肉量がますます少なくなり食欲はなくなり、
食事の量が減り、
栄養不足となる悪循環に陥ることになるのです。
加齢による身体の機能低下を防ぐには、
筋力・筋肉量を維持することが重要です。
食事の面では、
高齢者はタンパク質の摂り方が不足しがちになるので、
積極的に十分摂りましょう。
また、栄養が偏らない事にも注意が必要で、
「バランスよく規則正しく」を心掛ける事が大事になります。
バランスのよい食事と共に、
身体の調子に合わせた適度な運動も筋力・筋肉量を維持することになります。
運動は屋内だけではなく屋外で行い、
身体の機能低下を防ぐことは、
健康な身体を維持することにもなるのです。
当院では筋骨格調整で、
ご自宅でできる簡単なトレーニング方法なども含めて、
一人ひとりに合わせた治療法をご提案しております。
運動をしたくても膝や腰が痛くて諦めている方がいらっしゃるようでしたら、
当院へぜひご相談ください。
私たちに身体づくりのサポートをさせてください!
※本記事は厚生労働省認可の国家資格:柔道整復師、鍼灸師の水野雅之が監修しています。
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