知っておきたい！雪道での走り方 | 台東区浅草に2院「リバース整骨院・鍼灸院グループ」

知っておきたい！雪道での走り方

2018/03/01

 

 

この冬、寒波が次々と日本列島に押し寄せ雪害で日常生活に大きな影響を及ぼしています。

東京にも1月に21cmの積雪を記録して、

交通機関や高速道路・一般道路に支障が出ました。

 

雪道の運転は、普段と勝手が違い何かと不安や戸惑いがあるものです。

雪道を走行する上で、必要な準備や運転のテクニックをご紹介いたします。

 

 

雪道を走る前の準備

 

■車に積もった雪は必ず落としましょう■

車に雪が積もったままで走行するとブレーキを掛けた際、

雪がフロントガラスに被さり前が見えなくなり大変危険です。

面倒がらずに行いましょう。

 

■靴の裏に付いた雪も落とすことをお忘れなく■

アクセル、ブレーキのペダル操作で滑る可能性が高くなります。

 

■時間に余裕を持ちましょう■

積雪の量によっては、

幹線道路でも渋滞していたりで思うように走行できない事がほとんどです。

時間に余裕がないとつい焦りがちになり、スピードを出すことになります。

その結果、重大な事故につながりかねません。

 

■バッテリー、燃料のチェックを忘れずに■

バッテリーは気温が低くなると、

機能が低下して思わぬところでエンジンがストップすることがあります。

ですから、日ごろからのチェックが肝心です。

燃料タンクの残量も走行前に必ずチェックしましょう！

途中でガス欠なんてことになると、

近くにガソリンスタンドがあればよいのですが、

途中で立ち往生の憂き目遭うことになりかねません。

 

 

これがあれば、いざという時に役に立ちます！

 

■タイヤチェーン

スタッドレスタイヤでも、必要な時があります。

車に積んでおけば安心です。

装着の練習をしておけば焦らずに済みます。

 

 

■ブースターケーブル

雪道は気温が低く、バッテリーが上がりやすくなります。

もしもの時に備えて車に積んでおきましょう。

 

 

■けん引ロープ

車が動けなくなってしまった時、

動かなくなった車を見つけた時に役に立ちます。

 

 

■シャベル・スコップ

雪道でスタックした時にあると便利です。

折り畳み式の物もあるので用意しておくといいでしょう。

 

 

■アイスクレーパー

ガラスに付いた雪を落とすのに使います。

 

 

 

■長靴

雪道で滑りにくく自由に動けます。

 

 

 

 

運転の際に気を付けたいこと

雪道を走りますので、「急」の付く運転は禁物です！

 

 

急アクセル

急ハンドル

急ブレーキ

 

車を発進するときは？

ゆっくりアクセルを踏み、

タイヤが空回りしないようにして加速します。

マニュアル車では2速で、

オートマチック車ではブレーキペダルを離すと、

車が動くクリープ現象を利用してジワリと発進します。

 

スピードは控えめに

雪道でスピードを出せば出すほどスリップする危険が増します。

後続車が繋がった場合は、

焦らず安全な場所に車を止めて先に行ってもらいましょう。

前の車との車間距離は、

いつもの3倍を目安にとります。

 

車間距離を十分にとると路面の状況や前の車の動きが把握しやすく、

上手く対応が出来ます！

 

ブレーキ操作のコツ

減速をする時は、

シフトダウンをしてエンジンブレーキを使い、

フットブレーキは強く踏み込むとスリップする恐れがあるので、

何度かに分けて踏みます。

ブレーキを掛ける時は、早め早めにします。

雪道は制動距離が乾いた路面よりはるかに長くなります。

 

下り坂は特にフットブレーキとエンジンブレーキを併用すると、

車がスリップし横滑りをするのを防ぐのに有効です。

 

ハンドル操作で気を付けたいこと

カーブでは曲がる前にまずしっかりと減速をします。

ブレーキを掛けながらカーブを曲がると、

タイヤがロックしてハンドルが効かずスリップの原因となります。

車が完全に進行方向を向くまでアクセルを踏むことは厳禁です！

カーブを曲がっている時は、

アクセルやブレーキ操作は行わないことが基本です。

 

 

最後に

 

タイヤチェーンの装着は早めにします。

出来れば事前に練習をしておくとその場で焦らずに短時間で装着できます。

 

雪道ではどんなことでも早めに用意をして、

「急」の付く操作は絶対に行わないようにしてください。

また、時間に余裕をもって走行することが危険を回避することになります。

 

 

しかし、どんなに気を付けて運転していても避けられない事があります。

万が一事故に遭ってしまった際は、当院へご相談ください。

交通事故治療は早めの治療が肝心です！

 

※本記事は厚生労働省認可の国家資格：柔道整復師、鍼灸師の水野雅之が監修しています。

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