産後の骨盤について　～出産後の過ごし方～ | 台東区浅草に2院「リバース整骨院・鍼灸院グループ」

産後の骨盤について　～出産後の過ごし方～

2018/02/16

産後の腰痛で悩んでいませんか？

もしくは周りの方で、産後から腰痛が出て

困っている人はいませんか？

 

何故、腰に痛みが出るのか？

どうすれば痛みがなくなり、快適に過ごせるのか？

分からない方がほとんどです。

 

産後の骨盤について少し書きたいと思います。 

 

 

 

妊娠中に姿勢が変化することによって、

妊婦さんの腰には負担が増えます。

 

その原因の一つとして考えられるのが、

➀出産が近づくにつれて、増える体重

➁ホルモンの働きによって、

　背骨や骨盤周辺の靭帯や筋肉が

　徐々に緩んでくること

があげられます。

 

加えて、妊娠中期以降、

大きくなるお腹を支えるために

上体を後ろに反らしてバランスをとるように

なることなどがあげられます。

 

 

 

出産後、骨盤周辺の靭帯や筋肉などは

自然に元に戻り始めますが、

すぐには戻りません。

約６カ月の期間をかけ、徐々に戻っていきます。

その期間をどう過ごしているか？が

とても重要になってきます。 

 

 

 

産褥期（出産直後～３週間くらい）

 

「出産」という命がけの行為をした訳ですから

当然、肉体的にも精神的にも消耗しています。

そして妊娠中のゆっくりとした体の変化と違い、

産後は急激に元に戻ろうと変化します。

相当な負荷が母体にかかります。

なので、産後～１ヶ月くらいは、

身体を回復させる為の時期として

安静に過ごす事が大切です。

 

 

 

恥骨の痛みや股関節痛、腰痛などの

痛みが発症して、歩いたりする事が痛くて

どうしようもない場合には

骨盤ベルトを使用することも一つの手です。

 

骨盤をしっかり支えて締めることで、

産後の骨盤の緩みをサポートして、

腰への負担もやわらぎます。

 

ただし、巻く位置に注意が必要です。

よくあるのが、ポッコリお腹を気にして

お腹をぎゅうぎゅうに締め付ける人がいます。

これは尿漏れや子宮脱の危険もある為NGです。

場所は恥骨の上、骨盤の下方です。 

スタッフブログ一覧へ戻る