頭痛を治したい方へ～効果的なケア方法～ | 台東区浅草に2院「リバース整骨院・鍼灸院グループ」

頭痛を治したい方へ～効果的なケア方法～

2017/04/28

 春らしい陽気になって参りましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか？

 気温や気圧の変動、職場や生活環境の変化に適応する為にストレスを溜め込んでいる方も多いかと思われます。

こういった時期に多くなる症状の一つに頭痛があります。

当院にいらっしゃる患者さんでも、

非常に多くの方が頭痛に悩まれています。

頭痛と一口に言っても、種類がありまして、

痛みの出るメカニズムが異なります。

 当然、頭痛の種類によって対処方法が変わります。

 今回は当院で実際に患者さんに指導している頭痛のケア方法を

お伝え致します。

 

 

 ◆頭痛の種類

 

○慢性頭痛…いわゆる頭痛持ちの人。頭痛全体の80％はこのタイプ

①緊張型頭痛…頭痛の中でも最も多く、重苦しく、締め付けられる感じのする頭痛です。

筋肉が緊張することで頭痛を発生させるタイプで、普段の姿勢、首や肩のコリ、目の疲れ、歯の噛み合わせ、

ストレスや精神的緊張などが主な原因となります。鎮痛薬では効果が得られない事が多いです。

対処方法：頭・首・肩の筋肉をほぐす。ストレッチ。首や肩を温めることが効果的です。

 

➁片頭痛…血管が拡張して周囲の神経が引っ張られることで痛みが起きます。

脈を打つような激しい痛みを伴います。片側だけや、両側から頭全体まで痛みの範囲は個人差があります。

頭痛と共に吐き気や、光や音に敏感になったり、匂いに敏感になったりします。

人によっては目にチラチラするものが見えて頭痛が起こります。（閃輝暗点）

生活リズムの乱れ、雑踏や人ごみ、熱い風呂やサウナ、月経、アルコール、寝過ぎなどが原因で発生する事が

多くあります。

対処方法：患部を冷やす、カフェインを摂取するのが効果的です。

 

➂群発性頭痛…こめかみの血管拡張が起きて発生すると言われています。主に自律神経の異常で起こると

言われています。

対処方法：薬物療法

 

○急性頭痛…何の前ぶれもなく、急激に来る頭痛で、脳の病気に伴う頭痛であることが多いため、危険です。

例：クモ膜下出血、脳出血、脳腫瘍、髄膜炎など

 

◆緊張型頭痛の治し方

特に多い、緊張型頭痛の症状が出る方へオススメのケア方法をお教えします。

１．こまめな水分摂取

 

一度の摂取量は少なめでいいので、数回（１日の内、７回以上）に分けて

水分補給をされると、血液循環の異常を緩和しやすくなります。

 

 

 

 

 

２．風呂に入る

 身体の緊張状態の緩和、血流改善、

自律神経の調整効果があります。

 ゆっくり１５～２０分くらい浸かって

身体の芯まで温まってみて下さい。 

 

 

３．体操・ストレッチ・軽い運動

 緊張型の頭痛の方に多い特徴が、運動不足であること。

 これが原因で代謝の低下→血流悪化→脳の栄養不足→頭痛と

発生させているケースも多くあります。

 初めのうちは軽いウォーキングやストレッチ、関節を回す体操などで十分です。

 日々の生活の中で習慣化させることが大切です。

 

 

 

色々試したけど、良くならないという方は背中から首・肩にかけて筋肉の硬結を作ってしまっている事や

自律神経のバランスが乱れてしまっていることで症状が強く出るケースがあります。

当院で身体の状態をみることも出来ますので、ぜひご相談下さい。

 

当院のホームページはコチラ

 

 

※本記事は厚生労働省認可の国家資格：柔道整復師、鍼灸師の水野雅之が監修しています。

 

スタッフブログ一覧へ戻る