坐骨神経痛
2017/01/28
年齢を重ねると身体を支えている骨や関節筋肉が弱くなり、
慢性的な腰痛に悩まされたり、ギックリ腰の痛みにおそわれる
ことが多くなります。
腰の痛みだけではなくお尻や太ももの裏側、脚に痛みやシビレが続き、
重症の場合は痛みで歩行困難になったり失禁することがあります。
若い人でも姿勢の悪さが習慣化したり、
激しい運動が原因で腰痛が出て下半身に痛みやシビレを感じることがあります。
このような症状が起きると、一般的に「坐骨神経痛」と言っていますが、
坐骨神経痛は正しい病名ではありません。
お尻から太ももの裏側、
膝の外側から足にかけて通っている坐骨神経が広く知られていて、
お尻や脚に痛み・シビレが続くと「坐骨神経痛」と呼ぶことが習慣になっています。
つまり、坐骨神経痛は病名ではなく症状の総称なのです。
①常に、お尻に痛み・シビレがある。
②太ももの外側・裏・ふくらはぎ・かかとに痛み・シビレがある。
③脚の痛みが強く、少し歩くと歩けなくなる。
④安静にしていても、腰から下肢の痛みが強く眠れない。
⑤痛みやシビレ以外に、冷感やダルさがある。
⑥身体を前に倒すと痛みで靴下が穿けない。
⑦お尻の痛みで座っていられない。
⑧立っていると、脚に痛み・シビレが強く立っていられない。
痛み・シビレは自覚症状で、本人にしかわからないため痛み・シビレの程度もさまざまで、
重症になると排尿障害を起こして失禁したり便秘気味になることもあります。
坐骨神経痛の症状は、片側に出る事が多いのですが両側に出ることもあります。
緊急に整形外科を受診するケースは
○安静にしていても腰やお尻・下肢に激しい痛み・シビレがある。
○歩いていると脚に痛みやシビレが強くなり、歩けなくなる間欠跛行。
○腰やお尻に急激な痛みがあって排尿や排便が出来なくなる時。
坐骨神経痛の原因は?
高齢者の坐骨神経痛は、
背骨の中にあり神経が通っている脊柱管が経年変化(老化)で変形して靱帯が厚くなり、
脊柱管の内部が狭くなる脊柱管狭窄症を発症するケースが多くなります。
脊柱管狭窄症になると、身体を後ろに反らすと痛みが出たり痛みが強くなることがあります。
脊柱管狭窄症が進行すると間欠跛行という歩行障害が起き、
しばらく歩いていると脚の痛みやシビレが増して歩けなくなり、
その場に座ったりしゃがんだりしていると痛みが治まり、
再び歩けるようになる症状です。
若い人の坐骨神経は、腰部椎間板ヘルニアが原因で起きることが多くあります。
腰部椎間板ヘルニアは、運動などがきっかけで腰椎に強い力が加わって発症します。
症状は、腰の痛みのほかに脚にシビレや痛み・麻痺などで椎体と椎体の間にある椎間板が20歳を過ぎると老化しはじめ弾力を失うことが原因とされています。
腰部椎間板ヘルニアになると、靴下を穿く、柔らかい椅子に座る、
下着を着る、立ち上がる、物をひろうといった前かがみの動作や姿勢の時に痛みが出たり、
痛みが強くなったりします。
リバース千束通り整骨院鍼灸院では
坐骨神経痛は、早期の治療が大事です。
症状が比較的軽いものであれば、
「筋・骨格・神経の働きを最適化し、快適に過ごせる体づくり」
の治療コンセプトに基づき治療をおこないます。
※本記事は厚生労働省認可の国家資格:柔道整復師、鍼灸師の水野雅之が監修しています。
お車でお越しの際は、近隣のコインパーキングをご利用ください。
» お車でお越しの方へ
- CLEA 2016年3月号の雑誌「CLEA」に当院が紹介されました。 →詳細を見る
- ひよこクラブ 2016年4月15日発売のひよこクラブ5月号に当院が紹介されました。 →詳細を見る
- ひよこクラブ 2016年3月号の雑誌「ひよこクラブ」に当院が紹介されました。 →詳細を見る
- 2018/7/19
治療体験型インターンのお知らせ - 2017/12/6
プリペイドシステムが生まれ変わります! - 2017/11/3
11月休診日のお知らせ
- 2019/4/19
新しいトレーニング!楽トレってなんだ!? - 2019/2/6
腸の働き~知られざる腸の機能~ - 2018/11/13
カラダの悩みの原因は『酵素』不足!?
交通事故ブログ
- 2019/3/24
交通事故の治療って他の所に転院してもいいの?? - 2018/12/24
ちょっと待って!自賠責保険は同乗者にも使える! - 2018/11/1
交通事故で自覚症状がなくても病院や整骨院に行った方がいいの?
[免責]個人の感想です
[免責]個人の感想です
[免責]個人の感想です